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甘いにおいも「不快」 京都地裁、菓子工場側に賠償命令

2010年9月15日13時29分 朝日新聞

 違法操業していた菓子製造会社の工場(京都市南区)から漂う甘いにおいや騒音で苦痛を受けたとして、周辺住民らが同社と京都市に慰謝料など計約2100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が15日、京都地裁であった。杉江佳治裁判長は「あめやカステラなど菓子特有の甘いにおいが漂っていた。長期間にわたって継続的な場合、住民の不快感はかなりのものと認められ、受忍限度を超えていた」として同社に計約280万円の支払いを命じた。市への訴えは棄却した。

 判決によると、菓子製造会社は市から事務所兼倉庫の用途で建築確認を受けた建物を使い、2005年2月に菓子製造を開始。06年9月、市から建物の使用を制限する是正命令を受けたが、08年6月の工場移転まで操業を続けた。

 住民側は「市は違法操業を許容し続けた」と主張したが、判決は「違反状態を是正するため行政指導を継続的に行っていた」と述べて退けた。
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by yupukeccha | 2010-09-15 13:29 | 社会  

チッソ排水停止後も高濃度水銀 出生者のへその緒調査

2010年6月22日3時0分 朝日新聞

 熊本県水俣市や鹿児島県出水市など不知火海沿岸出身者のへその緒に含まれる水俣病の原因物質メチル水銀の濃度が、1974年生まれまでは他の地域より高いとする調査結果がまとまった。国立水俣病総合研究センター(水俣市)の坂本峰至(みねし)国際・総合研究部長ら研究グループが今月、中国・広州で開かれた国際環境毒性学会で発表した。

 国は、原因企業チッソが有害な排水を止めた68年以降は「水俣病の新たな発生はない」として、翌69年12月以降生まれの人を救済や認定制度から除外してきた。被害者側は69年以降生まれも救済すべきだと訴えている。

 へその緒は各家庭で保存されており、その水銀濃度は、汚染された魚を食べた母親の胎盤を通じて胎児が水銀に侵された度合いを示し、胎児性水俣病を診断する有力な手がかりとなる。調査結果について坂本部長らは「不知火海沿岸の新生児は、74年生まれまでは胎内で高濃度のメチル水銀にさらされていたことを示す」と説明している。

 調査では、不知火海沿岸地域で47~89年に生まれた325人のへその緒のメチル水銀濃度を分析した。70~74年生まれの21人の最高値は0.82ppmで、濃度が高い方からみて真ん中にあたる11番目の人の値(中央値)は0.17ppm。75~89年生まれの13人の中央値は0.1ppmだった。

 比較のため秋田、福岡、宮崎各県など国内6地域の1932~2001年生まれの357人も調べたが、各地の中央値はいずれも0.17ppmを下回り、70~74年の不知火海沿岸出身者の濃度の高さがきわだっている。

 国との損害賠償訴訟で和解協議中の水俣病不知火患者会には69年12月以降生まれの原告が十数人いる。同会は「調査はこうした人たちを救済する有力な証拠」とみて、政策に反映するよう国に求める。

 69年以降生まれを除外する国の方針は、91年の中央公害対策審議会(中公審)の答申に基づく。岡山大大学院の津田敏秀教授(環境疫学)は調査結果について「『69年以降の水俣病発生はない』との結論を導いた中公審答申の誤りは明らかだ」と指摘する。

 これに対し環境省特殊疾病対策室は「中公審の答申を裏付けるほかのデータもある。今回の調査が答申を否定するものではない」としている。
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by yupukeccha | 2010-06-22 03:00 | 社会  

<ツチガエル>片足ない幼体を大量発見 北九州・親水公園

6月19日1時46分配信 毎日新聞

 北九州市は18日、同市八幡東区高見2の板櫃(いたびつ)川の親水公園で、後ろの片足がない幼体のツチガエルが大量に見つかったと発表した。他の魚類などに異常は見つかっていないが、市は公園を立ち入り禁止にし、北九州市立大などに水質と土壌検査を依頼して原因を調べている。

 市によると、5月8日、親水公園「水辺の楽校(がっこう)」で遊んでいた子供が後ろの片足がないカエルを捕獲し、市に連絡してきた。同9、10、12の3日間、市の学芸員が現地調査した際にも、捕獲した90匹中、45匹が後ろ足が1本無かったり、短かったりした。いずれも体長2~3センチの幼体。川で実施した水質調査の速報値では26項目中、これまでに22項目で異常がなく、残る4項目は結果が出ていないという。また、カエルの異常は公園以外では確認されていないという。

 小野勇一九大名誉教授(動物生態学)は「同じ場所の半分のカエルの足が欠損している例は極めて珍しい。化学物質の影響や遺伝異常、卵の段階で足になる部分が寄生虫に食べられたりすることもあり、さまざまな原因が考えられる」と話している。【高橋克哉】


河川敷に多数の足無しカエル=原因不明、水質など調査へ―北九州市
6月18日19時30分配信 時事通信

 北九州市は18日、市内の河川敷から片足が無いなど奇形のツチガエルが多数見つかったと発表した。市立自然史・歴史博物館が捕獲した90匹のうち、45匹に異常が見つかり、担当者は「これだけ高い比率で奇形のカエルが見つかるのは国内では珍しい」としている。

 市によると、市内を流れる二級河川「板櫃川」の流域のうち、体験学習の場として市が整備した河川敷で、市民からの情報を基に調査したところ奇形のツチガエルが高い比率で見つかった。いずれも春先に成体となったばかりのカエルだった。今のところ水質に目立った異常は見られないという。 
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by yupukeccha | 2010-06-19 01:46 | 社会  

新日鉄が名古屋港に汚水排出、海保が捜索

2月8日10時13分配信 読売新聞

 新日鉄名古屋製鉄所(愛知県東海市)が、国の定めた基準を超える高アルカリ水を名古屋港に排出していたとして、名古屋海上保安部は8日午前、水質汚濁防止法違反の疑いで同製作所の捜索を開始した。

 同保安部によると、1月18日に監視艇が同港を巡視中、同製鉄所の護岸ブロックの2か所に白い付着物があるのを発見し、付近の排水を採取して検査したところ、水素イオン濃度(pH)が約12で、同法の基準値(5~9)を大きく上回っていた。

 同保安部では、製鉄過程で高アルカリ水が発生し、何らかの原因で製鉄所内から同港に漏れ出た可能性があるとみて、製鉄所の捜索を実施。工程や排水処理などに関する書類を押収するとともに、担当者らから事情聴取し、原因を調べる。
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by yupukeccha | 2010-02-08 10:13 | 経済・企業