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片山さん、富士山で遭難か=元F1ドライバー

12月18日9時46分配信 時事通信

 静岡県警によると、18日午前0時50分ごろ、元F1ドライバー片山右京さん(46)らが富士山の6合目から9合目付近で遭難したと通報があった。県警は、山岳遭難救助隊7人とヘリコプターを出して捜索している。

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by yupukeccha | 2009-12-18 09:38 | 社会  

トムラウシ調査委中間報告「防ぎ得た人災」

2009年12月08日 朝日新聞

■危機管理など指摘

 大雪山系トムラウシ山で今年7月、登山ツアーの8人が凍死した遭難事故で、原因などを独自に調査している日本山岳ガイド協会の事故調査特別委員会(節田重節座長)は7日、中間報告を発表し「防ぎ得た事故。人災だった」との認識を示した。しかし、今回の報告は、ガイド、ツアー主催会社、登山客の3者について、その判断や危機管理などを検証する中で浮かんだ疑問点を挙げるのにとどまった。同委員会は1月をめどに再発防止のための提言を含む最終報告をまとめる方針。

 同委員会は、事故の調査・検証を通じ、同種の遭難事故の再発を防止しようと、同協会が設置した。

 委員は大学教授や医師、元マスコミ関係者など6人の登山家で構成され、節田座長は、山岳専門誌などを発行する「山と渓谷社」の元編集本部長。

■ガイドの力量

 「判断がすべて後手に回り、どんどん悪い方向へ向かっていった」――。節田座長は、天候が回復すると判断して風雨の中、ツアーを強行し、早めに引き返したりビバークしたりしなかったガイドの判断を厳しく批判した。

 一行はガイドの天候判断をもとに下山を始めたが、天候は予想に反して悪化。中間報告は「山の天気はしばしば平野部より半日遅れで回復する」と指摘し、「出発の可否をスタッフで十分に検討したのか。停滞という判断が無かったのはなぜか」などとガイドの判断に疑問をぶつけた。

 さらに、「ピンチだという認識が薄かったのではないか」と指摘。凍死の原因となった低体温症の知識が少なく、症状の前兆が表れている客に対してなんの対応もとられていなかったことなどを挙げ、「危険予知能力や危急時の対応能力について疑問が残る」と、ガイドの力量を問題視した。

■ツアーの体制

 「結果的に脆弱(ぜいじゃく)なツアーだったと思われても仕方がないのではないか」――。同委員会は記者会見でツアーを主催したアミューズトラベル(東京)の企画や危機管理についても、厳しく言及した。

 中間報告によると、同社では、危機意識や危急時の対応について共通認識を持つため、ツアー前にスタッフが打ち合わせをするような指導が徹底されていなかったとされる。低体温症の危険に関しても、研修会などで取り上げていなかったという。

 同社は1991年の創業以来、急成長して危険度の高い登山部門にも進出。社内の危機管理体制が、それに対応できていないのではないか、と同委員会はみている。

 また、客の参加基準が妥当だったかどうかも検討。場合によっては厳しい状況になるコースでは、客の経験の内容が問題だとし、「もう一歩踏み込んだ顧客管理が望まれる」と指摘した。

■参加者の認識

 「最終的に自己責任が基本となる、という認識を持っていたのか」――。同委員会は、客の認識や力量についても問題がなかったかを検証。「悪天候下における経験や体力となると、一部の人は不足していたのではないか」などの疑問点を挙げた。

 中間報告は客の認識について、「ツアー登山というシステムに対する依存度が高過ぎて、自立できていないのではないか」と推察。「参加者自身にも現在地の確認や時間管理、自身の体調把握など、パーティーの一員として認識していることが求められるはずだ」と指摘した。

 ほとんどの客が、低体温症も、過去のトムラウシ山での遭難事故についても知らなかったことが、聞き取り調査で判明したという。装備については「特に問題なかった」ものの、「その装備を危急時にいかに活用するかという知恵については不足していたようだ」としている。


◆キーワード◆
《トムラウシ山遭難事故》 大雪山系トムラウシ山(2141メートル)で7月16日、東京の旅行会社「アミューズトラベル」が主催する登山ツアー(客15人、ガイド3人)が遭難。客7人とガイド1人が凍死した。客は55~69歳(男性5、女性10)の中高年。旭岳温泉から入山し、2泊3日で四十数キロ縦走する行程だったが、暴風雨の最終日に事故が起きた。道警は、業務上過失致死容疑で同社を家宅捜索するなど、安全管理に問題がなかったか捜査している。
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by yupukeccha | 2009-12-08 23:59 | 社会