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<ベラルーシ>露ガスの中継停止 大統領が指示

6月22日20時53分配信 毎日新聞

 【モスクワ大前仁】旧ソ連ベラルーシのルカシェンコ大統領は22日、ロシアが自国向けの天然ガス供給を削減したことへ対抗して、自国を経由して欧州市場へ輸出されるガスの中継を停止するよう指示した。ロシアは引き続き欧州市場へ安定供給できると説明するが、ベラルーシ政府の強硬姿勢次第では一部に影響が出る可能性もある。

 インタファクス通信などによると、ルカシェンコ大統領はラブロフ露外相との会談で、「今回の紛争が『ガス戦争』へと発展した」と発言。自国を通過してポーランドやドイツへ続く天然ガスのパイプラインの栓を止めたと説明した。一方、ロシア政府系天然ガス独占企業ガスプロムは同日、ベラルーシ向けガスの削減量を15%から30%へ拡大した。

 こうした事態にドイツのブリューデレ経済技術相は22日、「欧州に影響しないよう両国で早急に問題を解決すべきだ」と述べた。

 ベラルーシを経由する欧州向けロシア産ガスは、全体の2割程度とみられている。またガスプロムはポーランドやドイツ向けのガスが不足した場合、ウクライナなどを経由して輸出できると説明している。夏季を迎えた欧州でガス需要が下がっていることから、昨年1月のガス紛争の際に欧州各国で起きたような大混乱は起こり得ないとみられている。


ロシア、ガス供給30%削減=ベラルーシ反発、欧州向け停止か
6月22日21時35分配信 時事通信

 【モスクワ時事】ロシア国営天然ガス独占企業ガスプロムは22日、ベラルーシのガス代金未払い問題で、同国へのガス供給削減率を前日の15%から30%に引き上げた。これに対し、ルカシェンコ・ベラルーシ大統領は、同国経由のパイプラインの欧州向けロシア産ガスの搬送停止で対抗すると表明した。インタファクス通信が伝えた。

 ガスプロムはガス代金の未払いが1億9200万ドル(約174億円)に上るとして、21日からガス供給削減を開始。未払い分が清算されなければ段階的に削減率を85%まで引き上げる方針。


ベラルーシ大統領、欧州向けロシア産ガスの輸送停止を命令
6月23日1時23分配信 ロイター

 [ミンスク 22日 ロイター] ベラルーシのルカシェンコ大統領は22日、ベラルーシを経由したロシア産天然ガスの輸送を停止するよう命じたことを明らかにした。

 同大統領はロシアのラブロフ外相との会談で、ベラルーシとロシアの間の天然ガス交渉は「ガス戦争に発展しつつある」とし「露ガスプロム<GAZP.MM>が天然ガスの輸送代金を支払うまで、ベラルーシを経由した天然ガスの輸送の停止を命じた」と伝えた。

 ロシアの政府系天然ガス企業ガスプロムは、ベラルーシが1月からの天然ガス代、1億9200万ドルを支払っていないとし、22日付で同国への天然ガス供給量を通常水準から30%削減し、それまでの15%削減から削減幅を拡大させた。

 一方、ベラルーシ側はガスプロムがベラルーシ経由の天然ガス輸送費、2億6000万ドルを支払っていないとしている。

 ルカシェンコ大統領はラブロフ外相に対し「ベラルーシは友好国から借入を行った。将来的に支払いを行う」と伝えると共に「ベラルーシはガスプロムに対して何も負債は負っていない。ガスプロムが輸送代金2億6000万ドルをベラルーシに負っている」と述べた。

 ロシアは欧州の天然ガス需要の25%を供給。そのうち80%がウクライナ経由、残り20%がベラルーシ経由で輸送されている。

 トロイカダイアログ証券のオレグ・マクシモフ氏は「今回のガス紛争は、ガスプロムと競合する、欧州で数多く提唱されている液化天然ガス、およびガスパイプラインプロジェクトを推進する勢力に対し、政治的な後押しを与える」と述べた。


ベラルーシ「欧州向けガス輸送停止」
6月23日7時57分配信 産経新聞

 ロシアとベラルーシが天然ガスの債務未払いをめぐって対立している問題で、ロシアは22日、ベラルーシへのガス供給の削減幅を30%に引き上げた。ベラルーシのルカシェンコ大統領はこれに対抗し、同国経由で欧州に向かうガスの輸送を停止すると述べた。(モスクワ 佐藤貴生)
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by yupukeccha | 2010-06-22 20:53 | ヨーロッパ  

ベラルーシ向け天然ガス15%削減 ロシア「料金滞納」

2010年6月21日22時23分 朝日新聞

 【モスクワ=星井麻紀】ロシアの政府系天然ガス独占企業「ガスプロム」は21日、ベラルーシ向けに供給している天然ガスを15%削減したと発表した。インタファクス通信などが伝えた。

 同社は、ベラルーシが約2億ドル(約180億円)のガス料金を滞納しているとして、ベラルーシ側と交渉を続けていたが決裂した。滞納が続けば、今後、段階的に削減幅を85%まで増やすとしている。

 同社のミレル社長によると、交渉でベラルーシ側は負債の存在を認めたが、代金の代わりに機械や生産物で支払うと主張した。報告を受けたロシアのメドベージェフ大統領は「外国の支払いは外貨でのみ受け取りが可能だ」として、供給量の削減を命じた。

 ロシアから欧州向けに供給される天然ガスは、ウクライナ経由が7割、ベラルーシ経由が3割に上る。ミレル社長は、「欧州に影響を及ぼすことはない」と話し、問題が起きた場合には、ウクライナ経由で供給するとしている。

 一方、ベラルーシ側は、ガスプロムがベラルーシに対し、ガス輸送通過料約2億ドルを滞納しているとも主張。またベラルーシのエネルギー省は、ロシアの削減量が85%になった場合、欧州へのガス中継輸送は十分に維持できなくなると警告した。
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by yupukeccha | 2010-06-21 22:23 | ヨーロッパ