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<イラク通貨>投資ご用心、トラブル急増中

7月21日12時30分配信 毎日新聞

 日本でイラク通貨「ディナール」に絡む投資トラブルが急増している。「駐留米軍撤退後には値上がり確実」との話に乗せられディナールを買わされる手口だ。何が起きているのか。【カイロ和田浩明】

 国民生活センターは6月、イラク・ディナール取引のトラブルに関する相談が今年3月以降、急増していると発表した。

 電話勧誘やダイレクトメールで「今、円をディナールに両替しておけば、駐留米軍撤退後、必ずもうかる」などと勧められ購入したが、ディナールを円に両替しようとしても断られた、といった事例が目立つ。計65件の相談があり、「2000万円払ったのに業者から連絡がない」という深刻なケースもある。

 同センターによると、ディナールは日本の銀行で取り扱いがなく国内では取引が極めて難しい。値上がりするかも不確実。なのに、一部業者は為替レートの約50倍の価格をつけるなど「暴利で販売していると考えられる」(同センター)と言う。

 かつて公式レートで1ディナールは3ドル前後だったが、91年の湾岸戦争後に約9000分の1に急落。03年のイラク戦争で新札が発行された。イラク中央銀行によると、現在の対米レートは0.00085ドル程度で、対円では約0.075円。2万5000ディナールは1900円弱ということになる。

 ディナールはどのようにイラク外に持ち出されているのか。

 バグダッドの大手両替商、フセイン・アルトガさん(45)によると、ディナールを買う外国人投資家は急増している。「米国人やレバノン人、エジプト人、韓国人が中心的バイヤー」。やはり11年末予定の米軍完全撤退後のディナール価値上昇を見込んでのことらしい。

 「ディナールの密輸出にかかわっている」というイラク人男性アブアリさん(39)の密輸先は周辺国のトルコ、シリア、レバノン、エジプトなど。両替商、アブズバイルさん(54)は日本の業者について、「湾岸諸国でディナールを入手していると聞いている」と話す。

 イラク国外への持ち出し制限額は現金で10万ディナール(約7500円)。中央銀行顧問のマジド・マンスーリ氏は「イラク当局者の腐敗もあり流出が続いている」という。同銀副総裁のアハマド・ブレイヒ氏は、ディナールの密輸による国内流通量の減少で、追加印刷が必要になっていると証言。「将来的に深刻な影響が出る可能性がある」と懸念する。
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by yupukeccha | 2010-07-21 12:30 | 社会  

イラク紙幣、売買トラブル多発「米軍撤退で価値上がる」

2010年6月24日19時41分 朝日新聞

 「イラクから米軍が撤退すれば、イラクの貨幣価値は20~30倍になる」などと持ちかけ、実際のレートの50倍超もの高値でイラク紙幣を円で買い取らせるトラブルが急増していると、国民生活センターが24日発表した。3月以降、全国の消費者相談窓口に59件の相談があり、契約総額は約1億2千万円に上る。国内の銀行はイラク通貨の取り扱いがなく両替は難しいうえ、業者とも連絡が取れなくなるケースが多いとして注意を呼びかけている。

 同センターによると、中国地方の70代の男性は「イラクの石油埋蔵量は世界上位。通貨価値はいずれイラク戦争前の水準に戻る」などと電話で勧誘され、イラク通貨300万ディナール(2万5千ディナール紙幣120枚)を1200万円で購入し、業者に支払った。その前には別の名の業者から「購入したディナールを買い取る」という電話もあったが、その後の連絡はなく、不審に思い相談した。

 イラク通貨を巡る相談は、2009年8月~10年2月までは6件だったのが急増。契約金の平均額は約280万円と高額で、中には2千万円を支払った例もあった。

 関税を支払う際の固定レートで100ディナールは8円弱。相談では50倍の高値で売りつけているものが多かった。また、紙幣が本物かどうかは不明という。同センターは「複数の業者から次々に電話がくる例も多い。もうけ話にのらず、きっぱり断って」と話す。(小林未来)
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by yupukeccha | 2010-06-24 19:41 | 中東  

<イラク>バビロンの遺跡、米軍駐留で損壊 ユネスコ調査

7月13日11時0分配信 毎日新聞

 【カイロ和田浩明】イラク中部の古代都市バビロンの遺跡がイラク戦争後の米軍駐留などで大きく損壊していたことが、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の調査で明らかになった。ユネスコが9日に発表した報告書によると、遺跡の敷地内に多数の溝が掘られて未発見の埋蔵物が破壊されたり、重機などの使用で古代の寺院や路面が損害を受けた。報告書は、世界遺産登録を視野に損害の調査と修復を進めるようイラク当局に勧告している。

 バビロンはバグダッドの南約90キロに位置。世界最古の法典の一つを整備したハンムラビ王らが治めた。約5000年前の存在の記録が残っている。外壁内の面積は約10平方キロ。イラク戦争開始直後の03年4月に占拠され、同年9月から04年12月まで、米軍とポーランド軍などが「キャンプ・アルファ」基地として使用した。

 ユネスコの報告書によると、敷地内には長さ13~162メートル、幅や深さが約1~3メートルの溝8本が掘られていた。また、表土が広範囲にはぎ取られたり、整地された場所も20カ所以上あった。こうした工事は防御設備などの構築を目的に施されたとみられる。

 溝のうち少なくとも2本は、未発見の埋蔵物の一部を掘り起こしていることが確認された。また、重機の移動でネブカドネザル2世王(紀元前605年ごろ~562年在位)が建設した宮殿に通じる「行列道路」の路面が損壊した。寺院の一部は屋根が崩壊しており、近くの発着場を利用するヘリコプターの振動が原因だった可能性があるという。
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by yupukeccha | 2009-07-13 11:00 | 中東  

再送:イラクでサポーターが選手射殺、同点シュートを放つ直前

3月17日11時34分配信 ロイター

 [バグダッド 16日 ロイター] イラクで行われたサッカーの試合で、同点ゴールを決めようとした選手を相手チームのサポーターが射殺する事件が起きた。現地の警察当局が16日に発表した。

 事件は14日、首都バグダッドの南約100キロの都市ヒッラーで行われた地元チームの試合で発生。試合終了間際、ゴールキーパーと1対1になりシュートを決めようとした選手に、観客の1人が拳銃を発砲した。容疑者はすぐに逮捕されたが、撃たれた選手は死亡したという。

 イラクではサッカーの人気が高く、イラク代表が2007年のアジア杯で優勝した時は国内全体が祝杯ムードとなった。

*見出しを修正して再送します。
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by yupukeccha | 2009-03-17 11:34 | 中東