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アイルランド、イスラエル外交官を追放 旅券偽造に関与の疑い

6月16日10時54分配信 CNN.co.jp

(CNN)アイルランドのマーティン外相は15日、イスラム原理主義組織ハマス幹部の暗殺事件に関連し、イスラエル当局がパスポートの偽造に関与した疑いが濃厚だとして、イスラエル外交官1人を国外追放すると発表した。

事件では今年1月、ハマス軍事部門のマフムード・マブーフ幹部がアラブ首長国連邦(UAE)ドバイのホテルで殺害された。容疑者グループは英国、アイルランド、オーストラリアなどの偽造パスポートで入国したとみられる。

英国とオーストラリアはすでに、イスラエルが情報機関モサドによる暗殺作戦のためにパスポートを偽造した可能性が高いと結論付け、イスラエル外交官を追放していた。

マーティン外相は、イスラエルとパスポート偽造を結び付ける決定的な証拠は見つかっていないとしたうえで、「わが国のパスポートの不正使用にイスラエルの政府機関が関与し、偽造にもかかわった可能性が非常に高いと判断せざるを得ない」と述べた。

イスラエル外務省は「わが国と重要な関係を持つアイルランド政府が、このような決定を下したことは遺憾だ」との声明を出した。
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by yupukeccha | 2010-06-16 10:54 | ヨーロッパ  

ボブ・ゲルドフ氏「アフリカの視点を」COP15で寄稿

2009年12月8日22時14分 朝日新聞

コペンハーゲンで開かれている地球温暖化対策の新たな国際枠組みづくりをめざす国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)を機に、アフリカの貧困やエイズ問題に取り組んできたミュージシャンのボブ・ゲルドフ氏がアフリカの重要性を訴える論文を朝日新聞に寄せた。


 1980年代のエチオピア飢饉(ききん)から25年が過ぎた。

 先週、私は再度エチオピアを訪ねた。良い変化は経済成長だ。就学人口が倍増し、マラリアによる死亡率は半減、エイズウイルス(HIV)感染者数も減っている。携帯電話が普及し、道路の整備で人びとは市場や医療・教育サービスへのアクセスを得た。何より、援助に頼る人がまだ多すぎるとはいえ、配給や早めの警戒が功を奏して過去18年と同様、今年も飢饉は避けられそうだ。

 悪い変化もある。気候だ。私が会った村人たちによると、変化は80年代半ばに始まった。降雨が不安定になって、農業のやり方を根本的に変えざるを得なくなった。ある地域では、季節の移り方が変わって月々の呼び方を変えなければならなくなったが、変わり方が早すぎてそれもかなわなかった。降雨が減って農業収入は落ち、社会にも影響して盗みが増えた。子どもも働かざるを得なくなった。

 エチオピア北部滞在中、私たちは英国北部で起きた洪水の映像をテレビで見た。これも気候変動に伴うものだろう。激しい天候に見舞われたエチオピア北部と英国北部の人々が住むのは過去ではなく、私たちのこれから、21世紀半ばの世界だ。約5千人の著名な科学者たちが人類はそのころまでに天候の激変に直面すると指摘している。

 このままだと、私たちがエチオピアで目の当たりにしている社会崩壊が、もっとひどい形で起きるかもしれない。極端な貧困と気候変動で地域の人びとが過激主義者らの思想に傾いていく悪循環はたやすく起きるだろう。サハラ砂漠地域の貧困と不安定の連鎖は、欧州にも影響をもたらすだろう。

 だが、それを避けることはできる。

 エチオピアでは良い変化と悪い変化がせめぎ合っている。どちらが勝るかはエチオピア国民の選択次第だが、私たちの選択もかかわっている。犠牲を払うばかりではなく、好機でもある。たとえ気候変動をめぐる科学的コンセンサスを信じなくても、二酸化炭素(CO2)を大量に排出するような非能率な経済はクリーンで安い再生可能エネルギーにとって代わられるだろうし、近い将来、排出量取引は主要産業になるだろう。

 排出量取引とその市場は、英国とアフリカ双方の問題解決に役立つ。例えば、コペンハーゲンで適切な枠組みが合意されれば、CO2を吸収する樹木はアフリカ農家の新たな収入源になりうる。開発をめぐる数々の未達成の約束の中でも、先進国による農業関連の約束がカギを握る。

 コペンハーゲンでアフリカの交渉の先頭に立つメレス・エチオピア首相は、私に先進国の支援には疑問があると話した。イタリアでG8が決めた農業投資のための新たな資金約束や、コペンハーゲンで発表されるであろう気候変動に適合するための基金の約束が話題になったが、彼は先進国はどちらもすでに別の場で約束した資金を振り向けるだけではないか、と危ぶむ。

 25年前、アフリカといえば飢餓だったが、今は成長だ。アフリカは開発されていない最後の大陸で、9億人の生産者と消費者を抱え、今後数十年間に最も投資利益が上がる場所だ。地球環境と同様に世界経済のためにもアフリカと連携しなければならない。25年後には彼らが私たちを、でなく、私たちが彼らを必要とするだろう。(抜粋、原文は英語)


 1951年、アイルランド生まれ。ロックバンド、ブームタウン・ラッツのボーカリスト。80年代からアフリカの様々な問題に取り組む。08年5月、ロックバンド、U2のボノ氏とともに本紙アフリカ特集の一日編集委員を務めた。

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by yupukeccha | 2009-12-08 22:14 | アフリカ