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都議選「我々の選挙も同然」…衆院議員が“前哨戦”で奔走

2009年6月3日07時54分 読売新聞

 東京都議選が、7月3日の告示まで1か月に迫った。首都の行方を占う重要な選挙は、9月に任期満了を迎える地元の衆院議員らにとっても、「負けられない戦い」だ。

 総選挙の「前哨戦」となる可能性が高く、自らの審判にも影響するだけに、議席を死守したい現職や雪辱を期す前議員らは、すでに都議らと二人三脚で走り出している。

 「総選挙まで時間は限られている。猪突(ちょとつ)猛進で頑張りたい」。衆院東京5区(目黒区と世田谷区の一部)に自民党から出馬する佐藤ゆかり氏が1日夜、地元の会社経営者ら約10人に切り出した。傍らには、都議選で目黒区から立候補する自民都議。「我々が支援する東京五輪招致の実現には佐藤先生に頑張ってもらって、自民が勝たないと。民主党の首相になったら、五輪はどうなるかわからない」

 2005年9月の「郵政選挙」で初当選した「小泉チルドレン」の佐藤氏は、昨年2月に選挙区を岐阜から東京へと「国替え」したばかり。周囲に「どんな会合も出席します」と宣言しており、この夜も約10分後には次の場所へと向かった。

 一方、返り咲きを狙う、民主の前衆院議員の手塚仁雄氏。2日朝、目黒区内の自由が丘駅前で通勤客らに訴えた言葉は、「都議選は、我々の選挙も同然。事実上のダブル選挙です」。駅に隣接する世田谷区は、都議選の定数8に有力11人が立つ予定の激戦区。都議選の民主系候補予定者も、「新銀行東京の問題に切り込む」と訴える政策ビラを配った。前回総選挙で民主が都内の25小選挙区で取れたのはわずか1議席。手塚氏は言う。「都議会の躍進は、私たちにとっても大きなプラスになる」

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 2日夜、景気対策に追われる与謝野馨財務・金融・経済財政相が、千代田区内で開かれた自民のベテラン都議の会合を訪れ、約200人の支援者に、「選挙に油断は禁物だ」と語り始めた。公務多忙のため約10分で席を立ったが、最後に「私の選挙もありますから」と付け加えるのは忘れなかった。

 与謝野氏が出馬する東京1区(千代田、港、新宿区)で、民主は、前衆院議員の海江田万里氏を擁立する。小選挙区になってから両氏の対戦成績は2勝2敗。海江田氏は「都政と国政で政権交代を」と、民主都議と街頭に立つ日々が続く。

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 都議選で自民と民主による激突の構図が強まる中、「埋没しかねない」と警戒感を強めるのは、公明党や共産党だ。公明都議団幹部は「まず都議選で公認の23人全員当選を果たし、そのまま総選挙で票の掘り起こしにつなげたい」という。

 先月20日、共産の都議候補予定者が顔をそろえた都内の演説会。志位和夫委員長は「民主は石原都政の議案のほとんどに賛成している。野党のように振る舞っているが、立派な与党だ。自民か民主かでは、(有権者は)選びようがない」と、政策論争が薄れつつある現状を批判した。
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by yupukeccha | 2009-06-03 07:54 | 政治