カテゴリ:アジア大旅行( 4 )

 

自転車大国目指す韓国 専用道路を整備へ

2009.5.14 22:48 産経新聞

 【ソウル=水沼啓子】韓国が自転車大国を目指し、自転車専用道路などインフラ整備と自転車産業の育成に乗り出す。2050年までに二酸化炭素(CO2)の排出量を半減させることを目標に李明博大統領は「低炭素グリーン成長戦略」を掲げており、温室効果ガス排出量削減と省エネを目的に自転車の復活を呼びかけている。

 李大統領は先月のラジオ演説で「自転車はグリーン成長のパートナー。主要交通手段として復活させることが進むべき道だ。自転車は走るのが遅すぎると倒れてしまう。自転車時代へ急ぐべきだ」と強調。具体的には、市街地では自転車道路と歩道を区分し、地下鉄の最後尾の1車両を自転車持ち込み専用とすることなどを打ち出した。

 ソウル市は昨秋、自転車で通勤できるように道路を1車線減らし、2012年までに207キロの自転車専用道路をつくる自転車利用活性化総合計画を発表している。韓国政府も4大河川開発の1次開発が完了する11年までに河川沿いに自転車道路を整備する計画だ。20年ごろには、全国で3000キロの自転車道路を整備する青写真も描く。

 自転車インフラ整備事業予算は375億ウォン(約30億円)。このうち230億ウォンが盛り込まれた追加補正予算も4月末に国会で成立した。

 日本の自転車保有台数は約7000万台。ほぼ2人に1台の割合で、普及率は50%を超える。韓国は約800万台とされ、普及率はまだ20%にも満たないという。

 現在、韓国内で生産されている自転車は年間約2万台に過ぎず、自転車メーカーや関連部品メーカーも20~30社ほどだという。このため、韓国政府も自転車産業の育成と需要拡大に乗り出した。

 政府では高級マウンテンバイクや先端素材を利用した超軽量自転車のほか、ナビゲーション機能付き自転車など高付加価値製品を中心に年間20万台の生産規模を目指し、開発を支援する方針だ。李大統領は「韓国は自転車を輸入に頼っているが、5年以内に自転車の3大生産国家になるだろう」と意欲を示している。
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by yupukeccha | 2009-05-14 22:48 | アジア大旅行  

【シンガポール】【記者コラム】「いつかは」という予兆はあった-食中毒事件

4月17日12時0分配信 NNA

 食中毒がホーカー(屋台)から広がったというニュースは、食べることが大好きな現地人に大きな衝撃を与えた。日常生活に密着しているだけあって、さすがに人ごとと感じられないのだろう。

 ただ、普段の衛生状態を見ていると、「いつかは」という予兆はあった。新型肺炎(SARS)が猛威を振るった時期、それでも口を押さえないでバスやMRT(地下鉄・高架鉄道)の中でくしゃみやせきをする人がいた。手動の水洗トイレを流さないで立ち去る人は(少なくとも男子トイレでは)今でも目立つ。いま一度、公衆衛生意識を(自分を含め)考えないといけないのかも知れない。

 かつて「東南アジアで唯一海鮮を食べてもあたる心配がない」とまで友人が絶賛していたが、それも昔の話になってしまうのだろうか。(角)
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by yupukeccha | 2009-04-17 12:00 | アジア大旅行  

「たらい舟」30分のゆらり旅 岐阜・大垣

2009年4月2日13時2分 朝日新聞

b0161323_18402930.jpg 「どんぶらこ」と約1キロ。岐阜県大垣市の街なかを流れる水門川で1日、たらい舟の川下りが始まった。川面の風はちょっぴり冷たかったが、乗船客は岸の四分咲きのサクラを見上げながら、約30分のゆらり旅を楽しんだ。

 関ケ原合戦の折、西軍がたてこもった大垣城から「おあん」という娘がたらいに乗って脱出した故事にちなみ、同市観光協会が6年前から始めた。3日までと6~8日の計6日、6艘(そう)のたらい舟が1日6回運航されるが、予約(1艘千円)はすべて満杯だ。
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by yupukeccha | 2009-04-02 13:02 | アジア大旅行  

都会で餌を乞うゾウ、観光の目玉は動物虐待と非難 タイ

2009年02月24日 19:02 AFPBB News

 【2月24日 AFP】タイ・バンコク(Bangkok)の歓楽街ソイカウボーイ(Soi Cowboy)通りを、1人の酔った観光客が「ゾウの餌」を入れたバッグを何度も落としながらふらついていた。

 バーやキャバレーの派手なネオンがこうこうと輝く下、この男がからかっていたのは2歳になるメスのゾウだ。餌をやる振りをしてはかわす男が持つ、わずかなサトウキビのスナックを、ゾウはしきりにねだっていた。

 ついにしびれを切らしたゾウが鳴き始めると、ゾウ使いは手綱を引き、餌でじらすことに金を払う次の観光客グループの方へと連れ去った。  

「ゾウたちは疲れたり、歩けなくなれば殴られる。夜中の1時に」と、こうした境遇のゾウの救援事業を行っているソライダ・サルワラ(Soraida Salwala)さんは言う。

 タイの都市にゾウが最初に連れてこられたのは、タイ政府観光庁(Tourism Authority of Thailand)が観光の目玉として、多数のゾウを首都バンコクに招き入れた約40年前のことだ。しかし、ゾウによる稼ぎのうまみを知ると、飼い主たちは都市部にひんぱんに連れて出るようになった。

 1993年にはバンコクの路上で見かけられたゾウは10頭もいなかったが、ソライダさんによると、今では定期的にバンコクにやって来るゾウは約100頭。全国の都市部で「働く」ゾウは1000頭に上ると言う。ゾウに対する需要が高まり、海外からも密輸されている。

■減るタイ国内のゾウ、増える密輸

 野生動物の取引監視や啓発活動を行うNGO団体「トラフィック(TRAFFIC)」が1月に発表した報告書では、過去10年間で隣国ミャンマーからタイに、250頭の生きた動物が密輸された。「特にメス、それから子どものゾウは、タイの観光産業の需要を満たすためターゲットにされている」とTRAFFICのシニア・プログラム・オフィサー、クリス・シェパード(Chris Shepherd)氏は説明する。

 93年、タイでゾウのための慈善団体「アジア象の友(Friends of the Asian Elephant、FOAE)」を設立した前述のソライダさんによると、タイでは50年前には約4万頭いた野生または飼育されているゾウは、現在わずか4600頭に減ってしまった。

 ゾウの生息環境も悪化の一途をたどっている。狭い道路に充満する排気ガスのせいで、皮膚が硬化したり、結核にかかるゾウが増え、足をけがしやすくもなっている。ソライダさんは、北部ラムパーン(Lampang)に創ったゾウのための病院で、そうしたゾウたちを何頭も治療したことがある。

■ゾウ使いの出身、多くは貧困地帯

 ゾウの飼い主たちの多くは、タイの貧困地帯である北東部から出稼ぎにやって来るが、自分たちが生きていくのに必要なことだと主張し、ゾウを虐待していると考えるふしはない。スリン(Surin)県から「ナムワン」と名づけた29歳のゾウを連れて来た59歳の男性は、1日12キロを歩いて1000バーツ(約2660円)を稼いでいると語った。07年第4四半期の工場労働者の平均月給7329バーツ(約1万9500円)と比べると、破格の稼ぎだ。

 バンコクで出稼ぎをしている間、この男性は高速道路の陰にある駐車場で野宿している。「ゾウを働かせることを非難する人たちもいるが、地元にいたままでは家族もゾウも飢え死にしてしまう。食べ物がまったくないんだから」と訴える。

 ソライダさんは問題の根本を解決する政府の支援策がない、と嘆く。タイの法律には、交通関連法から衛生法まで、「マフート」と呼ばれるゾウ使いを取り締まる十以上の法律が存在する。06年には警察の特別班が結成され、観光客相手に餌をせがむゾウの見世物を、定期的に排除している。

 しかし、ゾウを地方部へ戻そうとした2つの政府のプロジェクトは共に失敗した。ひとつは02年のもので、国立公園の巡回にゾウを使用する計画だったが予算不足で頓挫した。06年にはスリン県に帰郷するゾウ使いたちに月1万2000円バーツ(3万2000円)の奨励金を支給したが、ゾウ使いらは元々ゾウを借りて出稼ぎに出ていたため、奨励金を受け取る資格がなく、このプロジェクトも進まなかった。(c)AFP/Claire Truscott
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by yupukeccha | 2009-02-24 19:02 | アジア大旅行