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あぁ勘違い「就活」中村紀に同情の声なし

2010年11月23日17時00分 日刊ゲンダイ

「ここで終わるわけにはいかない。ユニホームを着させていただけるなら、条件も何もない。育成(選手契約)でもいい」

 この日(21日)、今季限りで楽天をクビになった中村紀がこう言って現役続行を訴えた。今季は129試合に出場(打率.266、13本塁打、64打点)しながらも、異例ともいえる解雇。これは中村の人間性も大きく関係しているのだろう。

「たしかに打つと思う。でも、あの人間性だからなぁ……」

 06年オフ、オリックスをクビになった中村獲得に名乗りを上げるべきかを検討した球団があった。しかし、その球団幹部はこう言って手を引いた。

 翌07年に年俸400万円の育成選手として拾ってくれた中日も、わずか2年でFA宣言。2年3億円の好条件を提示した楽天にそそくさとクラ替えした。

「評価が低すぎる。落合さんは人じゃない」

 中村がこう言ったという話も中日内部から漏れ伝わってくる。

 2年間で44本塁打、151打点をマークした中日の条件提示は1年8000万円。楽天での移籍1年目が打率.221、2本塁打、26打点だったことを考えれば、落合監督の評価はむしろ高いともいえた。

「近鉄時代からワガモノ顔。楽天では、チームが負けても自分が打てばお構いなし。帰りのバスでは大喜びしながら携帯で話していたこともある。チームのまとまりを乱す一方だった」

 とは、楽天のチーム関係者。

 国内球団のどこからも声がかからないのも当然だろう。その原因が自分自身にあるということを、中村本人は分かっちゃいないようである。

by yupukeccha | 2010-11-23 17:00 | スポーツ  

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