人権問題会見、政府圧力で中止=活動家の入国拒否―タイ

時事通信 9月13日(月)22時38分配信

 【バンコク時事】バンコクの外国特派員クラブで13日、同日予定されていたベトナムの人権問題に関する記者会見が中止された。タイ政府の圧力によるもので、クラブ側は「政府がこのような形で圧力を掛けたことは残念だ」とのコメントを出した。

 同クラブによると、会見は「国際人権連盟」(パリ)と「ベトナム人権委員会」が開催し、ベトナムの人権状況に関する報告書を公表することになっていた。1カ月ほど前にクラブ側に申し込みがあった。

 タイ外務省は9日、クラブ側に「隣国に有害な情報を含む」として会見中止を要請。一方で、会見出席者の入国を拒否した。 


<タイ>ベトナム人権問題の記者会見中止 外務省が横やり
毎日新聞 9月13日(月)18時45分配信

 【バンコク西尾英之】バンコクの外国特派員クラブで13日に予定されていたベトナムの人権問題に関する記者会見が、タイ外務省の横やりで中止に追い込まれた。

 クラブによると会見は、パリに拠点を置く人権監視団体「国際人権連盟」と「ベトナム人権委員会」が1カ月ほど前に申し入れた。ベトナムの人権抑圧状況に関する報告書を公表する予定だった。

 これに対し、外務省は9日、「近隣国の不利益となる恐れがある」とクラブに会見中止を要請。政府は会見出席予定者のタイへの入国を拒否し、クラブ側は12日に会見中止を決めた。

 特派員クラブではミャンマーの人権問題などに関する記者会見が頻繁に開かれているが、政府からの圧力を受けたのは今回が初めて。タイ政府は、今年の東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国を務めているベトナムに配慮したものとみられる。クラブは「政府の圧力は残念」との声明を出した。

 タイのアピシット政権は今春のタクシン元首相派によるバンコク都心部占拠以降、タクシン派の放送局やインターネットサイトを閉鎖するなど反政府系メディアへの抑圧姿勢を強め、言論の自由の侵害との批判が出ている。
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by yupukeccha | 2010-09-13 22:38 | アジア・大洋州  

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