「在特会」幹部ら逮捕 京都朝鮮学校の授業妨害容疑

2010年8月10日 朝日新聞

 京都朝鮮第一初級学校(京都市南区)の前で「日本から出て行け」と拡声機で叫んで授業を妨害するなどしたとして、京都府警は10日、威力業務妨害容疑などで「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の幹部ら4人を逮捕した。本部を置く東京の会長宅なども家宅捜索した。

 府警によると、逮捕されたのは在特会副会長で電気工事業の川東大了(かわひがし・だいりょう)容疑者=大阪府枚方市=、在特会京都支部運営担当でマンション管理人の西村斉(ひとし)容疑者=京都市右京区=ら30~40代の男性4人。

 4人は他の在特会メンバーらとともに昨年12月4日昼、同校周辺で1時間近くにわたり、拡声機で「北朝鮮のスパイ養成所」「日本から出て行け。スパイの子ども」などと怒鳴って授業を妨害し、同校の名誉を傷つけた疑いがある。隣接する児童公園で、同校が管理するスピーカーのコードを切断したとする器物損壊容疑も持たれている。学校側が昨年12月に告訴した。

 在特会は、市が管理する児童公園を学校が運動場代わりにし、スピーカーやサッカーゴールを無断で設置していた点をただそうとしたと主張。川東容疑者は逮捕前、朝日新聞の取材に「違法な設置物を撤去したうえで話し合おうとしたが、学校側に拒否されたので抗議しただけだ」と説明していた。

 府警は、大勢のメンバーが押しかけて、ののしりの言葉を大音量で繰り返し、子どもたちを不安に陥れた点を重視。授業ができなくなる事態に追い込んだ結果は見過ごせないと判断した。
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by yupukeccha | 2010-08-10 23:59 | 社会  

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