<JCB>アジア強化「中国で会員目標2000万」川西社長

7月27日2時30分配信 毎日新聞

 クレジットカード大手JCBの社長に6月28日に就任した川西孝雄氏(61)が毎日新聞のインタビューに応じ、中国でのカード会員数について、現在の300万人から中期的に1000万~2000万人に拡大する方針を明らかにした。アジア事業を強化し、新興国の成長を取り込む。

 川西社長は「当面のターゲットはアジア。特に経済成長が著しく人口の多い中国だ。500万人は通過点で、1000万~2000万人という目標を(11年度から始まる)次期中期経営計画で議論していく」と述べた。中国でのカード発行は05年に始め、会員数は昨秋の250万人から1年足らずで300万人に急拡大したが、さらに加速させる。

 川西社長はまた、「独自性を高めて差別化し、インドネシアやマレーシアでも展開を加速する」と説明。会員専用のサービス拠点「JCBプラザ」の増強などでサービスを向上し、アジアでの存在感を高める。

 国内のショッピング取扱高については「回復基調にあるが、08年秋のリーマン・ショック前に比べるとまだ微減」との認識を示した。ただ、日本のカード決済比率は14%と海外に比べて低く、低額決済も増えていることから、「市場はまだ伸びる。年代や家族構成によって異なるニーズに応え、量と質を高めていく」と語った。

 6月の改正貸金業法の完全施行で貸し出し規制が強化されたことについては「現時点で大きな変化はないが、秋以降に影響が出てくる可能性がある」と指摘した。【柳原美砂子、伊藤絵理子】
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by yupukeccha | 2010-07-27 02:30 | アジア・大洋州  

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