都内5焼却炉の排気から水銀 産廃不法投棄の疑いも

2010年7月21日10時5分 朝日新聞

 主に家庭ごみを焼却処分する東京二十三区清掃一部事務組合の五つの焼却炉の排気から6月以降、水銀が相次いで検出されたことが分かった。この影響で四つの炉が20日現在、停止している。組合は水銀が入った産業廃棄物が不法投棄された疑いもあるとみて、警視庁に届け出た。

 組合によると、水銀が検出されたのは足立区1炉(6月11日)、板橋区1炉(7月1日)、練馬区2炉(同8日)、世田谷区1炉(同18日)の4カ所の清掃工場の五つの焼却炉。いずれも炉内で、組合が独自に定めている規制値(0.05ミリグラム/立方メートル)を上回る水銀が検出された。このうち板橋では炉内に付着した水銀の除去を終えて復旧したが、残る4炉が停止したままだという。

 23区内には計40の焼却炉があり、今のところ焼却作業への影響は出ていない。ただ組合は、家庭ごみに大量の水銀が混じる可能性は低く、「家庭ごみに水銀を多く含む産業廃棄物を入れて不法投棄した疑いもある」としている。
[PR]

by yupukeccha | 2010-07-21 10:05 | 社会  

<< 「Appleが自ら招いた失敗に... 広がらぬ「内部告発」、不利益扱... >>