レイバー映画祭:「キャピタリズム」など5本を上映--港区で24日 /東京

7月21日10時47分配信 毎日新聞

 ◇田町交通ビル

 労働や社会問題をテーマにした日本や世界のドキュメンタリーを中心にしたプログラムで映画を上映する「レイバー映画祭2010」が24日午前10時から、港区芝浦3の田町交通ビル6階ホールで開かれる。今年で4回目となる映画祭だが、毎回社会の根底にある問題を鋭くえぐるラインアップが評判を呼んでいる。今回は資本主義の本質に迫るマイケル・ムーア監督の「キャピタリズム~マネーは踊る~」を始め、5本を上映する。

 映画祭は、インターネットで労働者の雇用や社会問題などの情報発信を行っている「レイバーネット日本」の企画。幅広いネットワークから多様な話題作を提供しているのが特徴で、一昨年は、トラック労働者の過酷な労働条件と闘争を描き現代版蟹工船と評判を呼んだ「フツーの仕事がしたい」(土屋トカチ監督)を発掘するなど、毎回注目を集めている。

 今回上映されるのは他に、大量解雇に遭った韓国の自動車労働者の77日間のストライキなどの闘いを描いた「あなたと私の戦争」(テ・ジュンシク演出)や新自由主義に翻弄(ほんろう)され低賃金労働を強いられるバングラデシュの縫製労働者を描いた作品。日本の作品では人権、平和運動に取り組む86歳の益永スミコさんの半生と現在を取り上げた「死んどるヒマはない」(ビデオプレス制作)やレイバーネットの動画投稿サイトで紹介された派遣労働問題や組合つぶしと闘う労組の映像を集めた「日本の労働運動最前線~ユニオンチューブセレクション」が上映される。

 同ネットでは「映画から世界が見える、今が見えるをテーマに作品を選んだ。働く現状を見つめ、元気になってほしい」と話している。入場料は当日1800円(前売り1500円)。出入り自由。問い合わせはレイバーネット(03・3530・8588)へ。【東海林智】
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by yupukeccha | 2010-07-21 10:47 | 社会  

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