多い「未熟児」 日本は先進国2位 生活習慣・高齢 影響か

2010年7月13日 朝日新聞

◇07年 9.7% 徐々に増加

 「未熟児」と呼ばれる新生児は一般的に2500㌘未満の低出生体重児を指し、1500㌘未満を極低出生体重児、千㌘未満を超低出生体重児と呼ぶ。日本小児科学学会新生児委員会委員長の板橋家頭夫・昭和大教授によると、2007年誕生の新生児のうち低出生体重児の割合は9.7%。経済協力開発機構(OECD)諸国で2番目に高く、1980年の5.2%よる増えた。

 板橋教授は「ダイエット志向や女性の高齢出産が増えたことの影響とみられる。新生児医療の進歩で死亡率が低下し、異常があれば産科医が早い段階で取り出せるようになったことも関係している」と解説する。

 小さく生まれれば脳性まひや視力・聴覚障害などのリスクは高まる。厚生労働省の研究班の超低出生体重児の3歳児の評価(00年)では、軽症と重症を含め異常と判断された場合は19.6%。板橋教授は「障害のリスクは完全になくすことはできない。ただ、障害を持ったとしても両親が『この子でよかった』と思えるような環境や支援が必要だ」と訴える。
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by yupukeccha | 2010-07-13 03:00 | 社会  

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