タイ、バンコクと18州で非常事態宣言を継続

7月6日17時49分配信 ロイター

 7月6日、タイ政府高官は反政府勢力が暴徒化する危険が依然あるとして、国内の約3分の1について非常事態宣言を継続すると発表。写真は5日、バンコクで(2010年 ロイター/Chaiwat Subprasom)
 [バンコク 6日 ロイター] タイ政府高官は6日、反政府勢力が暴徒化する危険が依然あるとし、国内の約3分の1について非常事態宣言を継続すると発表した。
 首相府の政府高官は記者団に対して、非常事態宣言は5つの州で解除されるが、バンコクおよび18州については、あと3カ月は非常事態宣言下に置かれると語った。


首都など非常事態宣言を延長=治安は依然不安定―タイ
7月6日19時37分配信 時事通信

 【バンコク時事】タイ政府は6日の閣議で、タクシン元首相支持派「反独裁民主統一戦線(UDD)」の反政府デモに対応するため出していた非常事態宣言に関し、治安が依然不安定だとして、首都バンコクと18県への発令を7日から3カ月延長することを決めた。対象地域だった残る5県については解除する。

 政府はデモが続いていた4月7日、バンコクと周辺県に非常事態を宣言。5月19日に強制排除に乗り出し、デモ隊は解散したが、6月下旬に連立与党のタイ誇り党本部前や中部の県で爆発事件が相次いだ。 


<タイ>非常事態宣言を延長 バンコクなど最大3カ月間
7月6日20時39分配信 毎日新聞

 【バンコク西尾英之】タイ政府は6日の閣議で、タクシン元首相派組織「反独裁民主戦線」(UDD)によるバンコク都心部占拠で4月以降発令されたままの、バンコクなどへの非常事態宣言をさらに最大3カ月間延長することを決めた。長期間の非常事態宣言に国内外から批判が出ているが、アピシット首相が主導する、タクシン派との「国民和解」が具体化しないなか、政府はさらに力による同派封じ込めが必要と判断しているとみられる。

 非常事態宣言は軍に治安維持権限を与え、5人以上の集会の禁止や通常の手続きによらない拘束などを定めている。UDDがバンコク都心部を占拠した4月上旬、バンコクなど24都県に発令され、5月19日の軍によるUDD強制排除後も継続。3カ月の期限を迎える今月7日を前に政府は、東北部などの5県については解除するものの、バンコクを含む19都県はさらに継続することを決めた。

 UDDの占拠終結後、政府はUDD幹部をテロ容疑で拘束して保釈を認めないなど、強い姿勢で抗議行動の再発を抑え込んでいる。しかし6月に入り軍施設や政権与党の党本部付近で爆発事件が起きるなど散発的なテロ事件が続き、首相は「秩序や治安維持のため非常事態延長が必要だ」と強調した。

 首相は強硬姿勢の一方で、元首相支持者の不満を和らげるため、軍による強制排除で行き過ぎがなかったかの調査や、政治、社会的不公平の是正など5項目の「国民和解策」の推進を訴えている。しかし効果的な和解策を打ち出すのは容易ではなく、UDDの強制排除から1カ月半が過ぎても具体的内容は明らかになっていない。

 ブリュッセルに本部を置くシンクタンク「インターナショナル・クライシス・グループ」は今月、「首相が力による取り締まりを進めながら、一方でタクシン派に和解を呼びかけても成功する見込みは薄い」として、無条件、即時の非常事態宣言解除を求めた。

 一方、地元経済界にも早期の宣言解除を求める声が根強い。地元紙によると、特に主要産業である観光業が悪影響を受けており、地元財界の代表者は「非常事態宣言の解除でタイ情勢が完全に正常化したと世界に示す必要がある」と語った。


タイ政府、バンコクなどで非常事態宣言を延長
7月6日21時12分配信 CNN.co.jp

バンコク(CNN) タイ政府は6日、首都バンコクなど19の特別行政区と県で、4月に発令した非常事態宣言を3カ月間延長すると発表した。

アピシット首相は、タクシン元首相派の反政府デモ隊が国会敷地内に乱入した4月7日、治安権限を軍に与える非常事態宣言を発令。24の特別行政区・県が対象となっていた。

政府報道官によると、このうち5県については、治安上の脅威がなくなったとの理由で非常事態を解除する。バンコクを含む残りの地域では、依然として警戒が必要と判断された。

非常事態宣言をめぐっては、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが先月、アピシット首相への書簡で、表現の自由が侵害され、当局による人権侵害を免責することになると批判するなど、人権上の懸念が指摘されている。
[PR]

by yupukeccha | 2010-07-06 17:49 | アジア・大洋州  

<< 電子書籍は紙の本より読書スピー... 「ドブス」動画投稿、首都大の指... >>