道警巡査を恐喝未遂容疑で逮捕 社員が不祥事の会社脅す

2010年7月6日15時7分 朝日新聞

 北海道警の警察官が、社員が強姦(ごうかん)容疑などで逮捕、起訴された札幌市内の大手不動産会社から現金を脅し取ろうとした疑いが強まったとして、道警は6日、札幌白石署留置管理課の巡査、金田智大容疑者(28)を恐喝未遂容疑で逮捕した。捜査内容を知った金田容疑者が探偵を装って会社側を脅す文書を送り、現金数百万円を要求していた。容疑を認めているという。

 この不動産会社は、道内最大手の「常口アトム」(札幌市白石区)。札幌市内の同社支店に勤めていた社員の男(26)がアパートを紹介した2人の女性宅に忍び込んで強姦などをしたとして、今年4~6月、強姦や強姦未遂容疑などで逮捕、起訴された。男は会社が保管していた担当物件の合鍵を作って部屋に侵入するなど、社員の立場を悪用していた。

 捜査関係者によると、一連の強姦事件は札幌白石署などを中心に捜査。金田容疑者は事件の捜査に関与していなかったが、留置管理課員として知り得た捜査情報をもとに、情報料や口止め料などとして計300万円を脅し取ろうとした疑いがある。

 金田容疑者は5月下旬、個人探偵を名乗って「情報を内密に買っていただけないか」「会社の損失も最小限で済む」などと記した手紙などを同社側に送り、要求に応じなければ同社の信用を失う旨などを伝えたという。

 道警では、金田容疑者が捜査内容を詳しく知った経緯などを調べるとともに、他に共犯者がいなかったかどうか慎重に捜査している。

 道警では今春以降、不祥事が相次いでいる。6月には、道警少年課の警部が傷害事件の容疑者となった元風俗店経営者に被害者の名前や携帯番号などの個人情報を漏らしたほか、元経営者ら2人から850万円を借りたとして懲戒免職になっている。
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by yupukeccha | 2010-07-06 15:07 | 社会  

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