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マツダ「期間社員」最長3年契約 1年半で2200→260人に減

6月22日13時39分配信 産経新聞

 マツダ宇品工場(広島市南区)で22日、自称派遣社員運転の車に従業員らが次々とはねられ、1人が死亡、10人が負傷した事件。マツダによると、同社の国内工場に勤務する非正規従業員は「期間社員」として、昨年7月以降、6カ月契約で直接雇用。その後は会社の業績や本人の能力に合わせ、半年ごとに契約を見直し、最長3年間働くことができるという。

 非正規従業員は、4月時点で約260人。平成20年11月には約2200人いたが、業績悪化に伴い21年7月には90人に激減。その後、業績の持ち直しなどから採用数を増やしていた。

 一方、元派遣社員らが地位確認訴訟を起こすなど、労使関係をめぐるトラブルが相次いでいた。昨年6月には、同社が直接雇用義務が生じる法定期間(連続3年)を超えないよう派遣労働者を期間社員として一時的に直接雇用し、再び派遣として受け入れる方法を繰り返したとして、広島労働局が労働者派遣法違反の疑いがあるとして文書指導したことも明らかになった。

 20年秋のリーマン・ショックに端を発した世界的な自動車不況の影響により、マツダの業績は競合他社以上に厳しい状況に置かれている。宇品工場の看板車種である「RX-8」は、売れ行きが伸びず、欧州での販売終了が決まっている。

by yupukeccha | 2010-06-22 13:39 | 社会  

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