人民元柔軟化は円高要因か=「影響は一時的」との見方も-外為市場

2010/06/20-01:28 時事通信

 人民元の柔軟性強化を受け、外国為替市場では、人民元の対ドル相場が切り上げられ、同じアジア通貨としての連想から円も対ドルで買われるとの見方が浮上している。2005年7月に人民元が一気に約2%切り上げられた際、円が急伸したことも円高の思惑を誘っている。

 中国人民銀行は大量の人民元売り・ドル買い介入で人民元の対ドル相場を低い水準に保っているとされる。複数通貨で構成する通貨バスケットへの連動に移行すれば、ドルを売って別の通貨を買うことになる。市場では「欧州の債務問題で先安感の強いユーロは買いにくいため、円買い圧力が高まる」(シンクタンク)との指摘が出ている。

 一方、「経済的な側面からは人民元の切り上げで円高が進行する理由はほとんどなく、影響は一時的」(邦銀)との見方も多く、市場関係者は週明け以降の外為市場の動向を注視する構えだ。
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by yupukeccha | 2010-06-20 01:28 | アジア・大洋州  

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