シャチの「ナミ」、太地町から引っ越し 名古屋港水族館
2010年6月18日15時52分 朝日新聞名古屋市港区の名古屋港水族館に18日朝、和歌山県太地町の町立くじらの博物館から運ばれたシャチの「ナミ」(メス、推定27歳)が到着した。丸1日かかった「引っ越し」を終えたナミは、プールでゆったりと泳ぎ回っていた。早ければ、夏休みにも一般公開するという。
同水族館では2008年9月、飼育していた唯一のシャチ「クー」(メス)が病死。繁殖研究のため、同町から5億円でナミを購入した。
ナミは17日朝、船でくじらの博物館を出発し、深夜に名古屋港に到着。18日午前7時ごろ、水族館の医療用のプールへ運ばれた。体長約5.9メートルで体重は約2.8トン。祖一(そいち)誠館長は「オスのシャチの飼育も目指しながら、大事に育てて繁殖させたい」と話した。
by yupukeccha | 2010-06-18 15:52 | 社会