ホンダ中国工場、スト終結後も従業員の抵抗続く

6月15日16時30分配信 CNN.co.jp

広東省中山(CNN) ホンダの子会社ホンダロックは14日、中国・広東省の工場で、従業員がスト終結後も意図的に作業を遅らせていると明らかにした。

同工場(従業員約1500人)では従業員が賃上げを求めてストライキに突入したが、ホンダ側が月額200元の賃上げを提示して12日に労使紛争は解決したはずだった。

しかしホンダロックの広報はCNNの取材に対して14日、「きょうは工場従業員の90%が工場内でペースを落としている」と述べ、同社は問題の解決に努めていると説明した。

一方、同工場の従業員はCNNに、月給を1600元に引き上げてほしいと話した。基本給の900元に残業代が上乗せされて毎月の手取りは約1200元になるが、ホンダの別の部品製造工場では500ドルの賃上げがあったとして、これと同程度の賃上げを求めている。

従業員の1人は「われわれの給料は不十分だ。生活費と家賃を払ったら何も残らない」と不満を漏らした。同工場では先週末、交渉がうまくいかなかった場合に備えて代替労働力確保のための採用活動を行っていたが、別の従業員は「これが原因で解雇されても怖くはない。ここには高い賃金を払ってくれる工場がたくさんある」と強気の姿勢だった。

中国の経済先端地域では労働者が賃上げと待遇改善を求める動きが広がっており、多国籍企業に低賃金の労働力を提供することで発展してきたモデルが崩れることへの懸念が生じている。
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by yupukeccha | 2010-06-15 16:30 | アジア・大洋州  

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