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日本振興銀行の木村会長が解任

5月17日8時15分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

 中小企業向け融資が専門の日本振興銀行の木村剛会長(48)が、10日の取締役会で解任されたことが分かった。関係者によると、振興銀は2010年3月期決算で51億円の最終赤字に陥る見通しで、事実上の創業者である木村氏の責任を明確化した。西野達也社長は留任し、会長は空席とする。17日に発表する。振興銀は中小企業の経営環境が厳しさを増すにつれ業績が悪化。金融庁の立ち入り検査で100億円前後の引当不足を指摘されたという。10年3月期の自己資本比率は7.8%で国内業務に必要な4%以上を確保した。


木村会長が引責辞任、日本振興銀が正式発表 
5月17日18時44分配信 産経新聞

 中小企業向け融資専門の日本振興銀行が17日に発表した平成22年3月期決算は最終損益が51憶3500万円の赤字(前期は13億9200万円の黒字)となった。同行の西野達也社長(54)は同日会見し、「赤字の経営責任を明確化する」として、同行創業者の木村剛会長(48)が、10日の取締役会で、取締役会メンバーの要求に応じ辞任していたこともあわせて公表した。

 西野社長によると、木村会長は14日夕方、社員を集め、赤字決算の責任を取って辞任した経緯などを説明したという。なお、退職金は支払われない。

 振興銀を巡っては、金融庁が10カ月間に及ぶ異例の長期立ち入り検査を行い、100億円前後の引当不足を指摘。貸倒引当金を保守的に積み上げる必要に迫れ、赤字決算に陥った。

 振興銀の平成22年3月期の自己資本比率(国内基準)は7・76%と前年同期(9・96%)から低下した。今後の経営方針について西野社長は「中小企業を手助けしていく姿勢に変わりはない」と話した。

by yupukeccha | 2010-05-17 08:15 | 経済・企業  

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