人気ブログランキング | 話題のタグを見る

天安門事件の学生リーダー、中国大使館侵入容疑で逮捕

2010年6月5日5時1分 朝日新聞

 4日午後2時半ごろ、東京都港区元麻布3丁目の中国大使館正門前で、男が鉄柵(さく=高さ97センチ、幅161センチ)を乗り越え、敷地内に侵入した。警備中の警視庁機動隊員がその場で取り押さえ、建造物侵入容疑で現行犯逮捕した。

 同庁によると、男は、1989年の中国民主化運動の学生リーダーで、台湾籍の投資家ウアルカイシ容疑者(42)とみられる。4日は天安門事件から21年にあたる。

 同庁によると、ウアルカイシ容疑者は同日午後1時半ごろから仲間数人と正門前で抗議活動をしていた。現場にいた活動家らによると、「中国への帰国を求めて大使館と交渉する」と言って柵を越えたという。

 ウアルカイシ容疑者は天安門事件後海外に逃れ、96年から台湾に拠点を移し「中華民国籍」を取得した。事件20周年の昨年6月4日にも、中国帰国を目指し台湾からマカオに向かったが強制送還された。

by yupukeccha | 2010-06-05 05:01 | 社会  

<< 空き巣容疑、中国人の男2人逮捕 機密費の使い道、闇にしたまま去... >>