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エボラ出血熱の発症防止

2010年6月4日 朝日新聞

 致死率の高いエボラ出血熱の発症を食い止める方法を米国とカナダの合同チームが開発し、霊長類での実験に成功した、と発表した。「低分子RNA(リボ核酸)干渉」とよばれる方法で遺伝子上の増殖スイッチを切り、体の免疫機能を助ける治療法。カマクザルをウイルスに感染させ、30分後から治療を始めた。感染後6日間、毎日治療をした4頭はすべて、1日おきの治療をした3頭では2頭が死なずにすんだ。

 予防が目的のワクチンと異なり、不慮の感染にも対応できるという。人への応用のほか、出血熱の流行で絶滅が心配されているゴリラ保護への応用などが期待されている。
(ランセット)

by yupukeccha | 2010-06-04 06:00 | 社会  

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