自殺者続出の中国工場で3割の賃上げ、台湾系メーカー

2010年06月02日 16:15 AFPBB News

 【6月2日 AFP】中国にある工場で今年に入り自殺で11人が死亡したとみられている台湾系大手電子機器メーカー、富士康集団(フォックスコン、Foxconn)の生産ライン従業員の賃金を3割引き上げると、親会社の鴻海精密工業(Hon Hai Precision Industry)が2日発表した。

 同社では前週、現在の基本月給900元(約1万2000円)から最低でも2割の引き上げを検討していると発表していた。引き上げはすぐに実施するという。匿名で取材に応じた同社関係者は「賃金アップが従業員の生活水準改善の一助となって、健康のために大事な余暇を楽しむ時間が増えてくれればと願っている」と述べた。

 フォックスコンは米アップル(Apple)の携帯電話端末iPhone(アイフォーン)や同じく携帯端末大手のノキア(Nokia)、米コンピューター大手デル(Dell)などの委託製造を手がけている。

 しかし今年に入り、広東省深セン(Shenzhen)にある工場で10人の従業員が、また中国北部の工場でも1人が、飛び降りるなどして死亡している。人権団体などは工場での長時間労働、低賃金、プレッシャーの厳しさなどを指摘していた。(c)AFP
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by yupukeccha | 2010-06-02 16:15 | アジア・大洋州  

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