<タイ>副首相、軍関与を否定 医療関係者ら6人銃撃

5月31日20時40分配信 毎日新聞

 【バンコク西尾英之】バンコク都心部を占拠したタクシン元首相派「反独裁民主戦線」(UDD)を軍が強制排除した5月19日夕、占拠参加者の避難場所に指定された仏教寺院で、救護活動に当たっていた医療関係者ら6人が銃撃され死亡した事件について、タイのステープ副首相(治安担当)は31日、当時現場には軍兵士はいなかったと述べ、「銃撃は兵士によるもの」との見方を否定した。

 寺院内に避難していた占拠参加者は「寺の前にある高架鉄道の線路上から兵士が銃撃した」と証言。タクシン派系のウェブサイトは、複数の兵士が線路上で寺院に向け自動小銃を構える写真を公開している。

 これに対し副首相は、強制排除が正当だったかを討議する国会審議で「(銃撃があった)19日午後6時半ごろには、兵士は線路上にはいなかった」と答弁。写真についても「20日に撮影された可能性が強い」とした。

 4月以降の一連の衝突では民間人77人、兵士・警官11人の計88人が死亡。AFP通信によると国連のピレイ人権高等弁務官は31日、タイ政府に対し改めて、独立した調査の実施を求めた。
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by yupukeccha | 2010-05-31 20:40 | アジア・大洋州  

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