ブラジル南部に捨て犬や捨て猫の「スラム街」
5月26日8時52分配信 ロイター[カシアス・ド・スル(ブラジル) 24日 ロイター] ブラジルには「ファベーラ(favela)」と呼ばれる貧困層が暮らすスラムが数多く存在するが、同国南部の都市カシアス・ド・スルには捨てられた犬や猫たちのスラム街が生まれている。
愛護団体「So Ama」では、資金難のために1600匹の捨て犬を収容するシェルターを建設することができず、そうした犬たちを約1000個の小さな犬小屋を並べただけの場所につないでいる。ここでは、ほかに約200匹の猫も保護されている。
So Amaのマーケティング責任者は、この「犬たちのファベーラ」が直面する最大の課題は財政難だと窮状を訴える。寄付金や地元自治体から支給される援助だけでは、動物たちの医療や餌にかかる費用を到底まかなえないのだという。
by yupukeccha | 2010-05-26 08:52 | 北米・中南米