夜間外出禁止令を延長=元首相にテロ容疑で逮捕状―タイ

5月25日18時19分配信 時事通信

 【バンコク時事】タイ政府は25日、バンコクなどに出していた夜間外出禁止令を29日朝までさらに4日間延長することを決めた。現在の午後11時から翌朝4時までを午前0時からに短縮する。一方、タイの裁判所は国外逃亡中のタクシン元首相に対し、テロ容疑の逮捕状を出した。

 治安当局は、元首相派の一部過激グループが破壊活動を起こす恐れが依然残るとして、7日間の延長が必要としていた。夜間外出禁止令は19日から出されているが、時間は徐々に短縮している。


タイ政府、タクシン氏に逮捕状 外出禁止をさらに再延長
5月25日20時15分配信 CNN.co.jp

バンコク(CNN) タイ当局は25日、首都バンコクで多数の死傷者を出した反政府デモ隊と治安部隊の衝突に関連し、海外逃亡中のタクシン元首相にテロ容疑で逮捕状を出した。同氏の弁護士が明らかにした。また同国の通信社によると、当局は同日、バンコクなどに発令している夜間外出禁止措置を4日間延長した。

同通信社によると、捜査当局はタクシン氏がデモを主導、支援したとの見方を示している。これに対して同氏は、UDDを率いているのは自身ではないと主張。「政府は、民主化を求める草の根の農民たちをテロリストと呼んでいる。死者を出し、人権を侵害した責任を政府に問う必要がある」と述べた。

タクシン氏の弁護士は声明で、同氏に嫌疑をかけることは「論理と法に反し、正義の道に背く」と非難した。

アピシット首相はこれまでのテレビ演説で繰り返し、デモ隊の中にいる重武装のテロリストが内戦の扇動を図っていると述べ、政府によるデモ制圧は正しかったと主張してきた。

夜間外出禁止は、治安部隊がデモ隊の強制排除に乗り出した19日、バンコクと国内の約3分の1の県を対象に発令され、23日にいったん2日間延長された。25日の閣議で、反政府側にまだ不穏な動きがあるとの情報が報告されているとして、再延長が提案されたという。


<タイ>タクシン氏の逮捕状を発付
5月25日21時12分配信 毎日新聞

 【バンコク西尾英之】タイの刑事裁判所は25日、海外逃亡中のタクシン元首相(60)に対するテロ容疑での逮捕状を発付した。バンコク都心部を占拠した元首相派「反独裁民主戦線」(UDD)に、ビデオ電話で暴力行為を呼びかけたり、資金面で支援した疑いとみられる。

 テロ行為の最高刑は死刑。政府は逮捕状発付で、元首相の滞在国に対し拘束やタイへの送還を求めやすくする狙いとみられる。

 元首相は同日、声明を発表し「暴力やテロを支援したことは一度もない。容疑は政治的なものだ」と反論した。


夜間外出禁止令また延長 バンコク、29日朝まで
2010年5月25日22時20分 朝日新聞

 【バンコク=小林哲】タイ政府は25日、タクシン元首相派と治安部隊の衝突でバンコクなどに出ていた夜間外出禁止令を、29日朝まで延長することを決めた。19日の発令開始から延長はこれで3度目。バンコクでは交通機関などが回復し、学校や職場も通常通りに戻っているが、武装した一部の元首相派が逃走を続けるなどしているためという。

 一方、地元メディアによると、司法裁判所は25日、海外逃亡中のタクシン氏に新たにテロ容疑で逮捕状を出した。支持者を扇動するなどしてテロ行為にかかわった疑いで、同罪の最高刑は死刑。同氏は2008年に汚職の罪で禁固2年の実刑判決を受け、逃亡生活を続けている。タイ政府は滞在先の各国に引き続き送還を求めていく方針だ。
[PR]

by yupukeccha | 2010-05-25 18:19 | アジア・大洋州  

<< 日本ユニセフに対するネット上の... 北朝鮮の反応を注視=哨戒艦事件... >>