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ピースサイン操縦士の写真公開 スカイマーク不祥事、国交相が激怒

3月12日11時11分配信 産経新聞

 スカイマークの副操縦士が操縦室で記念撮影するなど不祥事が相次いでいることについて、前原誠司国土交通相は12日午前の会見で、写真を公開した上で「ゆゆしき問題だ」と激怒した。その上で、同社の法令順守状況や安全管理体制を継続的に検証する方針を示した。

 公開されたのは、操縦士や客室乗務員が窓に背を向けた状態で、ピースサインをしている写真2枚。今月4日に撮影されたものという。前原国交相は「お客さんが乗っている機内でこういった状況が起きるということは、言語道断で許されざる行為だ」と、痛烈に批判した。

 同社では今月5日にも、西久保慎一社長と井手隆司会長が、体調不良の客室乗務員の交代を求める機長の安全判断に介入。機長を交代させ、客室乗務員はそのまま運航に従事させていた。前原国交相は「機長の判断が優先されるべきところを、経営者の判断として社長が介入し、機長の安全判断をくつがえすということは、あってはいけないことだ」と指摘した。

 一連の問題を受け、国交省は11日、航空法に基づき、東京都大田区の同社本社に立ち入り検査を実施した。


スカイマーク「言語道断」=操縦室の記念写真公開-前原国交相
2010/03/12-11:18 時事通信

 機長の安全判断に対する社長、会長の介入や、副操縦士が操縦室内で客室乗務員らと記念撮影したことなど、相次ぎ判明したスカイマークの不祥事に関し、前原誠司国土交通相は12日の閣議後の記者会見で「極めて由々しき問題」とした上で、パイロットや客室乗務員が操縦室内で撮影した写真を公表した。
 前原国交相は記念撮影について「顧客が乗っている機内で、こういう状況が起きたのは言語道断」と厳しく批判した。

 同社の企業体質についても「競争は大事だが、それ以上に大事なのは安全輸送。それがないがしろにされるのは本末転倒の利益至上主義で、あってはならないこと」と述べた。

by yupukeccha | 2010-03-12 11:11 | 経済・企業  

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