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シー・シェパード、豪政府の対応を批判

1月11日10時36分配信 サーチナ

 南極海で発生した日本の調査捕鯨船「第2昭南丸」と反捕鯨団体「シー・シェパード」の抗議船「アディ・ギル号」が衝突し、アディ・ギル号が大破した事件を受け、シー・シェパードが豪政府に対する批判の声を強めていると、豪ウェストオーストラリアン紙が伝えている。

 シー・シェパード代表のポール・ワトソン氏は、アディ・ギル号の沈没に際して豪政府が日本に対し明確な態度を取らなかったことは、日本の行動を暗黙のうちに容認することになったと主張。豪政府の対応を「みっともない」と批判している。

 またワトソン氏は「もし私がオーストラリアの領海内で日本の船を沈没させたとしたら、豪政府は私を逮捕しただろう」と発言。今回の事件における政府の怠慢が、日本に対して危険な先例を作ってしまったと語っている。

 ラッド政権は、日本の捕鯨に対し国際的な法的措置を取ることを公約としていたが、これまで具体的な行動は起こしてこなかった。ワトソン氏は「豪政府は常に外交努力を口にするが、結果を出せていないのは明らかだ」とし、「今回こそ明確な態度を打ち出すべき時だった」と批判。「シー・シェパードの行動こそが捕鯨を妨げている」と述べている。

by yupukeccha | 2010-01-11 10:36 | アジア・大洋州  

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