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菅副総理と竹中元経財相がバトル 成長戦略めぐり議論

2009年12月16日12時29分 朝日新聞

 政府の国家戦略室は16日午前、新たな経済成長戦略の策定のために有識者から意見を聴く会合を開いた。「小泉改革」を推進した竹中平蔵慶大教授(元経済財政相)が参加。菅直人副総理兼国家戦略相と議論を展開した。

 竹中氏は、不良債権処理や規制緩和、経済財政運営の一体化など、自らが進めた構造改革路線が経済を成長させたと主張。「成長には規制緩和が重要なのに、郵政を再国有化したのは残念」と持論を述べた。

 菅氏が「小泉・竹中路線で企業は活性化したが、リストラで失業者が増え、成長につながらなかったのではないか」と述べると、竹中氏は「リストラというのは違う。02年から07年までに100万人の雇用が生まれたし、改革が進んだときは格差拡大は止まっている」と反論した。

 竹中氏は会議後、記者団に対し、「郵政を国有化しながら成長戦略を策定するのは矛盾している」と述べた。

by yupukeccha | 2009-12-16 12:29 | 政治  

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