<タイ>反タクシン派集会で爆発 少なくとも5人が負傷
11月16日0時53分配信 毎日新聞【バンコク西尾英之】バンコク中心部で15日夜開かれた反タクシン派集会に、何者かが爆発物を投げ込み、地元警察によると参加者少なくとも5人が負傷した。犯人は不明だが、タクシン派、反タクシン派の対立がさらに激化する恐れがある。
昨年、バンコク国際空港占拠事件を起こした反タクシン派市民組織「民主市民連合」(PAD)はこの日、1万人以上を集めて元首相のカンボジア訪問に抗議する集会を開催。午後9時(日本時間同11時)ごろ、有力指導者ソンティ・リムトンクン氏がステージで演説中、複数の若い男がバイクで近付き爆発物を投げたという。ソンティ氏にけがはなかった。
ソンティ氏は4月にも車で移動中に銃撃を受け重傷を負っている。
PADソンティ氏、爆発事件の背後に軍部
2009-11-16 15:03 タイランド通信
反タクシン派団体の民主主義市民連合(PAD)ソンティ幹部は、昨日(15日)にバンコク都内王宮前広場で行われた同団体の集会で起きた爆発事件について、背後に軍部が深く関わっていると発言した。
同幹部が演台で演説中に、複数人の若者がバイクから集会参加者に向けて爆発物を投げ込まれ、これまでに少なくとも子供を含む10人が負傷したことがわかっている。
これに対し、プラウィット国防相は、事実ではないと否定している。
by yupukeccha | 2009-11-16 00:53 | アジア・大洋州