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島根女子大生バラバラ殺人 カギは未発見の“携帯電話”

2009.11.12 夕刊フジ

 島根県浜田市の島根県立大学1年、平岡都さん(19)のバラバラ遺体が見つかった事件が難航しそうだ。島根、広島両県警の合同捜査本部が3人の男の写真をもとに聞き込みを続けていたため、当初は「解決間近」ともいわれたが、ここにきて平岡さんの交友関係が広範に及ぶことが判明。捜査本部は未発見の携帯電話がカギとみて、通信記録などの解明に全力を挙げている。

 これまでの調べで、平岡さんは10月26日夜、アルバイト先の同市内のショッピングセンターを退店した後、行方がわからなくなった。同日午後9時半ごろにはセンターから東へ約1キロの神社前の歩道で、工事現場の作業員が平岡さんによく似た女性を目撃している。

 ここは普段の帰宅ルートではないが、バイト先の同僚は、退店の際の平岡さんに「おかしな雰囲気はなかった」と話しており、知人に会う約束をしていた可能性もある。

 平岡さんは週3回、ショッピングセンターで働いていたが、10月中旬に「勉強に専念したい」と辞める意思を伝え、事件の2日後が最後の勤務日だった。

 平岡さんの実家は香川県坂出市にあり、今年春に進学するまでは県立高松商高に通っていた。身長147センチと小柄だが、活発な性格で、同高校では応援部に所属。アメリカでの語学研修では現地の受け入れ先にもすぐ溶け込んだという。

 だが、捜査関係者は声を潜めてこう語る。「被害者は素朴な印象が先行しているが、実は胸にタトゥーを入れた、都会なら珍しくない“いまどきの子”。出会い系サイトなど、あらゆる可能性を想定して通信記録の解明に当たっており、まだまだ時間がかかりそうだ」

 山陰の田舎町を舞台にした事件は、遺体の胸がえぐられるなど猟奇的な側面も見せており、住民の不安は募っている。

by yupukeccha | 2009-11-12 23:59 | 社会  

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