ドイツ代表GKエンケ選手が死去=自殺の可能性
2009/11/11-09:45 時事通信【ハノーバー(ドイツ)10日AFP=時事】サッカーのドイツ代表GKで1部リーグハノーバー所属のロベルト・エンケ選手(写真)が10日、踏切で列車にはねられ死亡した。32歳だった。警察は自殺の可能性が高いとしている。 エンケ選手は8月初旬のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会欧州予選のアデルバイジャン戦以来、腸の感染症で代表から外れている。10月にはハノーバーの練習に復帰し「シーズンの4分の1を棒に振ったが、体調は戻った」と元気そうだった。
エンケ選手は昨年の欧州選手権では正GKレーマンの控えだった。その後はレーマンに代わってピッチに立つ機会も増えたが、エンケ選手が体調を崩して以降は、アドラーが好守を見せて正GKの位置を確保している。
代表チームのマネージャー・ビアホフ氏は、チリとの親善試合に向けて練習中の代表メンバーにエンケ選手の死去を伝えたあと「みんな大きなショックを受けている。言葉もない」と話した。
エンケ選手には3年前に2歳の娘を心臓病で亡くす不幸に見舞われている。家族には妻と今年5月に養子に迎えた8カ月の娘がいる。 〔AFP=時事〕
by yupukeccha | 2009-11-11 09:45 | スポーツ