ミャンマーのアウン前外相獄死 柔軟路線支える
2009年11月5日13時3分 朝日新聞【バンコク=山本大輔】ミャンマー(ビルマ)の司法当局筋によると、軍事政権内で穏健派として知られたキン・ニュン首相時代に国際社会との交渉役を務めた前外相のウィン・アウン氏が4日朝、ヤンゴン郊外のインセイン刑務所内で死亡した。死因は不明だが、脳内出血の可能性があるという。65歳だった。
元軍人で英国大使などを歴任、98年に外相に就任し、民主化問題で柔軟路線の象徴だったキン・ニュン首相を支えた。しかし、強硬派により04年9月に更迭された後、政治犯として当局に拘束され、家族によると7年の実刑で服役していた。
by yupukeccha | 2009-11-05 13:03 | アジア・大洋州