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日本航空 大型機数十機を処分 タスクフォースが検討

10月17日10時43分配信 毎日新聞

 日本航空(JAL)の再建案を練っている前原誠司国土交通相直属の専門チーム「タスクフォース」が、大型機数十機を処分することや、子会社のうち3割を売却するなどの策を検討していることが分かった。日航は従来、3年計画での再建策を準備していたが、5年計画に切り替え、営業利益を毎年500億円程度出せる体質を目指す。

 日航は全日本空輸(ANA)に比べ大型機の比率が高く、空席の多い航空機を飛ばすことで採算が悪化しがちになっている。小型機への切り替えによって、運航コストを引き下げるとともに、空席を埋めるための営業人員の削減も狙う。

 また、子会社の売却は、当座の売却益を目的にするのではなく、黒字体質への転換を主眼とする。

 タスクフォースは10月中に再建策の骨子をまとめ、11月中に確定させたい考え。大幅な人員削減や年金制度改革、不採算路線の廃止などの抜本的なリストラ策で、金融支援に慎重な銀行団の理解を得ることを目指す。【久田宏】

by yupukeccha | 2009-10-17 10:43 | 経済・企業  

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