豪ブルーム市「イルカ漁は残酷」太地町と姉妹都市解消か?―中国
8月25日14時58分配信 サーチナオーストラリア北西部の街、西オーストラリア州ブルーム市の議会はこのほど、和歌山県太地町で行われたイルカ漁に抗議を表明し、姉妹都市関係の解消を全会一致で決定した。中国でも、ウイグル問題などをきっかけとする中豪関係の悪化で、オーストラリアの動向には注目が集まっている。鳳凰網が外電などを通じ、25日付で伝えた。
姉妹都市提携の解消については、和歌山県太地町での、イルカ漁を隠し撮りした記録映画がきっかけ。同作品は「残酷だ」として、上映地の米、オーストラリアなどで、批判の対象となった。また、太地町と姉妹都市関係にあるブルーム市にも、国内外から同町との提携解消を求める手紙や電子メールが殺到するなど、反響が大きかった。
豪ブルーム市と和歌山県太地町は19世紀末、同町民がブルーム市に移住したことからはじまる。移民らの真珠貝採取が、同市の発展に貢献したとして、同市と太地町は1981年、姉妹都市関係を結んだ。(編集担当:金田知子)
by yupukeccha | 2009-08-25 14:58 | アジア・大洋州