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八王子スーパー強殺 中国・大連に捜査員を派遣 警視庁

9月13日18時25分配信 毎日新聞

 東京都八王子市のスーパーで95年7月、高校生ら女性3人が射殺された強盗殺人事件で、警視庁は13日、「知人の男が関与した」と証言している日本人死刑囚の男(66)=覚せい剤所持の罪で中国で収監中=から事情を聴くため、中国大連市に捜査員数人を派遣した。警視庁は日中刑事共助条約に基づき、警察庁を通じて中国側と具体的な派遣日程の調整を進めていた。

 捜査関係者によると、証言している男は中国で覚せい剤を所持した容疑で04年6月に逮捕され、07年8月に死刑が確定した。男は日本で資産家宅を狙った強盗事件を繰り返した日本人と中国人の混成強盗団の中心人物とされるが、02年11月に中国に出国していた。現在は大連市内の拘置施設に収監されている。

 一方、この男が事件に関与したと証言した人物は、強盗団メンバーの中国人との情報があるほか、男と中国で行動を共にしていた日本人の40代の男=同罪で死刑確定、中国で収監中=との情報もある。事件を担当する捜査1課の原雄一管理官らは約1週間現地に滞在し、関係者の事情聴取を行い証言の信ぴょう性を確かめるという。

 事件は95年7月30日、八王子市のスーパー「ナンペイ大和田店」の2階事務所で、パートの稲垣則子さん(当時47歳)とアルバイトの高校2年の前田寛美さん(同16歳)、矢吹恵さん(同17歳)の3人が拳銃で射殺された。公訴時効まで残り約10カ月に迫っている。【佐々木洋、古関俊樹、神澤龍二】

by yupukeccha | 2009-09-13 18:25 | 社会  

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