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板橋の男性遺体から覚醒剤検出 6人以上が事件に関与か

7月28日1時38分配信 産経新聞

 埼玉県秩父市の山林で東京都板橋区のアルバイト、中村隆志さん(25)の遺体が見つかった事件で、警視庁と県警の合同捜査本部が20~30代の無職の男ら計6人を窃盗容疑で逮捕していたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。捜査本部はほかにも数人が関与したとみており、犯行グループは6人以上とみられる。中村さんの遺体から微量の覚醒(かくせい)剤が検出されていたことも判明。犯行グループが中村さんに覚醒剤を打ったとの情報もあり、捜査本部は死因との関連を調べている。

 捜査本部によると、中村さんは7日、秩父市の山林で倒れているのが見つかった。目立った外傷はなく、司法解剖の結果、死因は不明だが微量の覚醒剤が検出された。遺体は死後10日ほど経過して傷みが激しく、覚醒剤が致死量だったかは判明していない。

 中村さんは6月27日から会社を無断欠勤。同日夜には不審な男らが中村さんの部屋から荷物を運び出し、レンタカーで走り去っていた。捜査本部はグループがこのレンタカーで中村さんを連れ去り、覚醒剤を打って山林に遺棄した疑いもあるとみている。

 捜査関係者によると、グループには10人弱のメンバーがいるとみられるが、中村さんとの明確な接点はこれまでのところ浮かんでおらず、捜査本部はグループの特定を急いでいる。

by yupukeccha | 2009-07-28 01:38 | 社会  

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