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毎日世論調査 都議選で民主に投票26% 自民は13%

7月5日23時21分配信 毎日新聞

 東京都議選の投開票(12日)を前に、毎日新聞は4、5の両日、都内の有権者を対象に世論調査(電話)を実施した。どの政党の候補に投票するか聞いたところ、民主党が26%と最も多く、自民党(13%)の2倍に達した。情勢分析を加味すると、民主は都議会第1党に躍進する勢い。自民と公明党(6%)を合わせても民主に届かず、自公の議席が過半数を割る可能性も出てきた。ただ、43%の有権者が投票先をまだ決めておらず、情勢の変動もありうる。

 前回都議選(05年)の際の調査では、民主と自民が共に15%で並び、公明は6%だった。民主が自民を上回ったのは、初めて候補を擁立した97年以来初。

 世代別にみると、60代は39%が民主の候補に投票するとしており、「70代以上」を除いて、年代が上がるほど民主の候補に投票する割合が高くなっているのが特徴だ。

 麻生内閣への評価を投票の判断材料にするかどうか聞いたところ、「する」と答えた人が55%で、「しない」の39%を上回った。「する」と答えた人の投票先は民主の候補が35%で最多、自民の候補は9%にとどまった。内閣支持率の低下が都議選に影響していることをうかがわせる。次期衆院選比例代表の投票先では、民主(30%)と自民(13%)の差がさらに拡大した。

 都議選での自民、民主、公明以外の投票先党派は、共産党4%(前回4%)▽東京・生活者ネットワーク1%(同2%)▽社民党1%(同0%)▽その他の政党1%(同1%)▽無所属2%(同3%)。

 「投票に必ず行く」(64%)「たぶん行く」(28%)と答えた人は合わせて92%で、前回の87%を上回った。

 一方、3期目の今期限りで退くことを表明している石原慎太郎・都知事の支持率は45%で、前回都議選時の62%から大きく後退した。また、「支持しない」と答えた人の割合も31%に上り、過去最高だった。【鮎川耕史】

by yupukeccha | 2009-07-05 23:21 | 政治  

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