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東国原知事に総務相打診? 古賀氏宮崎入りで憶測

2009年6月20日22時39分 朝日新聞

 次の総選挙に向けて自民党の古賀誠選挙対策委員長が23日、宮崎県入りし、東国原英夫知事と会談する方向となったことが、地元の立候補予定者らの間に波紋を広げている。圧倒的な人気を誇る東国原氏が自民支持を打ち出せば、選挙情勢に影響を与える可能性もあるからで、自民党側が東国原氏に総務相就任を打診するのではないか、など様々な観測が飛び交っている。

 自民党は昨年秋、失言問題で引退を表明した宮崎1区の中山成彬元国土交通相の後釜として、東国原氏の擁立を画策した。しかし、県民の反発が広まり、東国原氏は出馬を見送り。自民党県連は公募で前参院議員の上杉光弘元自治相の擁立を決めた。

 上杉派のある自民県議は、東国原氏が自民支持を表明した場合は「上杉氏にとってプラスになるのでは」とみるが、「人気取りのため、わざわざ選対委員長が来るなんて、情けない」と反発した。

 民主、社民などが推す無所属の川村秀三郎氏は、東国原氏が自民支持を鮮明にすれば「選挙に影響がないとは言えない」と不安を漏らす。一方、共産の馬場洋光氏は「自民は追い込まれている。強い追い風になるとは思えない」と分析する。

 昨秋、中山氏は東国原氏に大臣ポストを提示し、国政転身を促したが、知事職の全うを求める県民の声に阻まれ、見送った経緯がある。このため、今回は、知事のまま総務相を兼任するという案も取りざたされている。

 東国原氏は20日、記者団には何も話さなかったが、古賀氏は福岡県内で記者団と懇談。東国原氏との会談については「選挙でどういうことを訴えるのがいいのか、あの方のパフォーマンスのすばらしさは何なのか、学ぶのが最大の目的」と説明し、総務相の打診については「とんでもない話」と否定した。

by yupukeccha | 2009-06-20 22:39 | 政治  

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