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弁護士「誤報雑誌に価値なし」 新潮社、読者に返金応じる

5月22日8時8分配信 産経新聞

 朝日新聞襲撃事件をめぐる週刊新潮の誤報問題で、新潮社が21日、記事が掲載された2冊分の代金640円を読者に返金していたことが分かった。

 返金要求したのは静岡市の藤森克美弁護士(64)。商品に「隠れた瑕疵(かし)(欠陥)」があった場合は売買契約を解除できるという民法の規定に、今回のケースが該当すると説明している。購入時のレシートを付けて代金の返金を求めたところ、21日に現金書留で返金があったという。藤森弁護士は「誤報について、消費者の立場からは批判がなされていない。憤っている読者は多いはずだ」と意図を話している。

 新潮社の伊藤幸人広報宣伝部長は「返金に応じたのは事実。現場が混乱する中、乱丁や落丁で返金に応じるケースと同じと錯誤してしまった。誤った対応だった」と話した。

by yupukeccha | 2009-05-22 08:08 | 社会  

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