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輸入魚介類15%にノロウイルス=5月、2番目に高い検出率-厚労省研究班

5月6日5時25分配信 時事通信

 海外から輸入された生鮮魚介類のうち、14.8%が食中毒の原因となるノロウイルスに汚染されていたことが5日、厚生労働省研究班の調査で分かった。ハマグリの約2割からウイルスが検出され、産地ではベトナムの汚染率が最も高かった。

 調査は2006年4月から09年2月にかけて実施。市販された貝類など723検体を調べた。

 その結果、107検体(14.8%)からノロウイルスが検出された。時期別の汚染率は、2月(34.0%)、5月(24.7%)が高く、その他は20%以下だった。

 種類別では、ハマグリ20.2%、タイラギ19.0%、アカガイ16.8%など。カキは加熱用14.6%に対し、生食用は2.1%だった。

 一定数のサンプルを得た中で、最も汚染率が高かった産地はベトナムの42.9%で、2位の中国17.4%を大きく上回っていた。

 また、中国産のアカガイ、フィリピン産とインドネシア産エビ類の各1検体からは、A型肝炎ウイルスも見つかった。

 研究代表者の西尾治国立感染症研究所客員研究員は「ノロウイルスは熱に弱く、85度で1分以上の加熱調理を心掛けてほしい」としている。

by yupukeccha | 2009-05-06 05:25 | 社会  

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