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東京「印象深かった」と評価委員長=他都市との比較避ける

2009/04/19-23:01 時事通信

 国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会の東京に対する現地調査が無難に終わった。評価委のムータワキル委員長は「東京の概念、展望は非常に印象深かった」と好印象を語ったものの、既に視察を終えているシカゴをはじめ、他の候補地との比較は避けた。記者会見での一問一答は次の通り。

 -東京の印象は。コンパクトな開催計画について感想は。

 とてもコンパクトな開催概念を持っていると思う。高く評価している。東京の概念、展望は非常に印象深かった。考え方の質が高いと感じた。

 -世界経済悪化で財政面が重視されるが。

 私たちは必要な財政保証をすべて得た。首相や東京都から全面的支持をもらった。また、今の経済状況が7年後まで続いているか分からない。

 -東京の弱点は何か。

 今回の調査で膨大な量の情報を得た。これからそれを精査していく。何が弱点か今言えることはない。良い水準にあると思う。

 -世論の支持率が他の候補都市と比べ低いが、IOC独自の調査はどうだったのか。

 数字は9月2日までに公表する報告書で開示する。競技施設視察の際、その場にいた人々に会ったところ、16年五輪が東京に来てほしいと願っているように感じた。

by yupukeccha | 2009-04-19 23:01 | 社会  

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