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コップ1杯の水に寄付して井戸贈ろう 首都圏の飲食店300店で運動

2009.3.19 21:04 産経新聞

 レストランやカフェで出されるコップの水にワンコインを寄付して、水に恵まれない国に井戸を贈るキャンペーン「TAP TOKYO(タップ トウキョウ)」が20日から3日間、首都圏のレストランなど約300店が賛同して行われる。日本では初めて。

 「TAP」は英語で「水道の蛇口」。国連が定めた「世界水の日」の3月22日にあわせて、途上国に清潔な水の出る井戸の設置などを進める寄付金を集めようと2007年、ニューヨークで始まった。この活動に共感した博報堂(東京)の関連会社「HAKUHODO DESIGN」(同)の永井一史(かずふみ)社長と、社員ら約20人がボランティアでキャンペーンに参加する。目標金額は1000万円。集まった寄付金は日本ユニセフ協会を通じて、アフリカのマダガスカルの小学校に井戸やトイレを設置する費用に充てられる。

 「きれいな水を世界の子どもに。当店で提供している水に対して、寄付をお願いしています」。こんなメッセージのついたカードがレストランに置かれ、客はその趣旨に賛同すれば、100円もしくはそれ以上の金額を寄付する仕組み。「レストラン キャンティ」、「日比谷松本楼」やラーメン店「麺処 中村屋」といった首都圏の人気店が参加に名を連ねた。

 世界では清潔な水を利用できない人が8億6000万人いて、1日に約4000人の子供が汚れた水によって下痢などで死亡しているとされる。「来年は他都市にも広げ、大きな活動にしたい」と日本ユニセフ協会の早水研専務理事は話している。

 「TAP TOKYO」の参加店など詳細はwww.tapproject.jp

by yupukeccha | 2009-03-19 21:04 | 社会  

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