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「週刊新潮」に本社が質問書 「告白手記」記事巡り

2009年3月12日6時17分 朝日新聞

 記者2人が殺傷された87年5月の朝日新聞阪神支局襲撃など一連の事件について、実行犯を名乗る島村征憲氏(65)の「告白手記」を週刊新潮が4回にわたり掲載した記事に対し、朝日新聞社は11日、記事内容に関する質問書を同誌の早川清編集長あてに郵送した。また、新潮社の佐藤隆信社長にあてても、誠意ある回答を求める書簡を送付した。

 質問書で本社は、事件の発生直後から情報収集を続けていることを踏まえ、「島村氏の証言内容は多くの点で客観的事実と食い違う」と指摘。「実名告白」と題した一連の同誌の記事は、事件の真相解明の妨げになるだけでなく、遺族の心情を踏みにじり、現場にいた社員の名誉も傷つけたとして、記事内容での疑問点や裏付け取材の有無などについて回答するよう同誌に求めている。質問と回答は、後日、紙面に掲載する。

by yupukeccha | 2009-03-12 06:17 | 社会  

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